ちょっと長くなるんですが…
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
店の壁掛け時計が動かなくなってしまって、自転車で行ける距離の町の時計屋さんで修理もしてると聞いたので、電話で壁掛け時計修理できるか聞いてみたのですよ。「何年前に購入されました?」って聞かれたから「10年くらい前(思い出したら15年くらい前だった)です」って→
答えたら
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
「最近の壁掛け時計は大体8年くらいが寿命ですねえ」って…。しかも昔の時計は直すことが前提で蓋がネジで留めてあって、開けて修理できたけど、最近の時計はプラスチックでパチンと嵌め込んであって、蓋を壊さないと中が見られない。螺子を使っていない分、安くはなったけど使い捨て
なんですよ」って言われて「ああ、そうなんですね」って諦めようとしたら「とりあえず持ってきてもらったら直せるかどうか見ます」って言われたので、自転車乗って持って行ったんですよ。
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
そうしたら、ちょっと寂れた商店街の中に古いけど良く磨かれたショーウィンドウの時計屋さんあって→
「さっき電話した者です」って入ったら、店の方出てこられて、これがまた総白髪で、でも背筋のシャンとのびた痩せた上品なご老人が出てこられて!え?なに?こういう時計屋さん出てくる映画見たことある気がしますけど!?ってなりつつ時計渡したら、これまた片目に嵌めるタイプの拡大鏡(!)嵌めて→
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
「あー」って言いながら時計をあちこち見て、「どこ製かな…。中国?ああ、じゃあ部品は無いな。アレで代用できるかな。…これ、面白いな。面白いな…」ってずっと呟いてて、おもむろに拡大鏡外して
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
「こういうのは普通お断りするんですけど、この時計はなかなか面白い構造なのでお預かりしましょう」って!。
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
(ちなみにその時計は私が先代から店の事業を引き継いだ時記念に買ってもらった物で、振り子がうさぎで、揺れる度に草むらからうさぎが飛び出したり引っ込んだりする意匠になってる)
『うわ、こういうのもなんか映画で見た気がする!』って思いながら預かり票に住所書いてたら、時計屋さん、それ見て
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 20, 2021
「〇〇(うちの店の名前)の方?〇〇さん(先代の伯母の名前)はお元気でいらっしゃいますか?」って聞かれたので「先代は一昨年、亡くなりました」って答えたら、時計屋さん→
そうです!こんな表情をなさっておられましたww
— 黒うさぎ (@amiwa1) February 21, 2021
ああ。うちの地元のシャッター商店街の中にも
— KIKKO (@chotto_art_002) February 21, 2021
こんな感じの時計屋さんあります。
旦那のお父さんの腕時計の修理に
あちこち行って、断られたり、費用が高かったりで
最後の最後にたどりついたのがそこでした。
1500円で済んじゃった(^_^;)
しかも2、3時間で(゜o゜)
素敵ですね。
— ひらっち☆ユンジン11天塩弥生駅非常勤車掌刑事 (@yunjin11_03) February 20, 2021
普通の業者なら「あぁ、もうダメですね」って言われるのに…頑張って直そうとして下さってる(´∀`*)
かなり昔に職人紹介の番組で、「持ち込まれた物は何としてでも直す。部品がなければ作る。その人にとっては思い出の大切な品物を、直せないといってガッカリさせた顔でお客様を帰らせてはいけない」という教えを代々守っていた時計だったかカメラだったかの修理職人さんが居たのを思い出しました♪
— 丈@腹黒ヒーラー (@jou_loracle) February 20, 2021
ジブリやん…
— Aki (@Aki0343555) February 20, 2021
オタクニュース
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