感想文送れない問題。ロラン・バルトという哲学者によれば『人は常に愛するものについて語りそこなう』らしい。その証拠にあの文豪スタンダールでさえも憧れの地イタリア・ミラノに実際に行ったら感想が「美しい」「最の高」「めっちゃ良かった」しか出てこなくなる。感動すると人は語彙力を失くす。
— じんめん (@yj0vgiX7mxU3O2V) August 3, 2020
なんでかというと、言語化するということは客観視するということで、客観視するということは心に浮かぶ感情を心で観察しなければできない。しかし感動というのは文字通り心が自ずから感じ動くことなので、言語化という作業ができない。無理にしようとすれば、引用、借り物の陳腐な表現にしかならない。
— じんめん (@yj0vgiX7mxU3O2V) August 3, 2020
なので『常に人は愛するものについて語りそこなう』。だから自信を持って正直に「感動のあまり語彙力が消し飛びました」と伝えよう。きっとあなたの心の震えは作者に伝わるでしょう。
— じんめん (@yj0vgiX7mxU3O2V) August 3, 2020
おわり
『自分について多くを語ることは、自身を隠すことになり得る』
— ナル心理学/心理学で自身を知れる16タイプ(≒MBTI)性格診断テスト/哲学者の名言配信 (@narushinrigaku) August 4, 2020
by ニーチェ(哲学者)#名言 #老子 #ENTP #ナル心理学 #MBTI pic.twitter.com/dmrTwkyjTx
じゃあヤバいとマジ卍でもう感想終わりやん
— 人生ミス (@kasu_hakiero) August 4, 2020
寡黙は時に雄弁であり、雄弁は時に空々しい https://t.co/fjzZch7v7x
— mikkuri.travel@減量中 (@Mikkuri_Travel) August 4, 2020
語彙力を喪失した松尾芭蕉「松島や ああ松島や 松島や」 https://t.co/ihvh2zprwm
— クファンジャル_CF@凍結されにけり (@stylet_CF) August 4, 2020